複雑な計算では、
今何処をやっているのか、
何を保留して進めているのか、
それらをまとめた先はどうする予定なのか、
等、様々な気配りを持って行わなければなりません。
又、暗算するか筆算するかの判断、
筆算を書き込む箇所の配置構成、
も要領良く確実に解くためには必要です。
答案を書く際にも、
設問に応じた答え、
記号の意味・式の内容の規則を守った書き方、
といった、言語・表現の深い理解を要します。
単にそれぞれの計算技術を習得しただけでは間に合わない要素が沢山あるのです。
どのような順序で、どのような間(ま)で、どのような配分で、進めているのか。
問題を解き、解答を合わせて、という作業では見えない、「経過」を見ること。
当塾では、解答に書かれた「結果」ではなく、書いている「様子」を注意深く見守り、その場で修正しながら「真の実力」を養うよう努めています。