例えば、物理での「力」について。
「力=質量×加速度」と覚えるのは勿論良いですが、
一定速度(停止状態でも可)で運動している物体の速度を変える、
つまり速度を加える(減らす)には「力」が必要です。
加える速度(加速度)が大きければその分だけ力が要ります。
「力=質量×加速度」とはそれを表しています。
また、同じだけ速度を加えるのであっても、その物体の質量が大きい程「力」が要ります。
なので「力=質量×加速度」と乗法で表します。
そして、この「質量」と「加速度」以外には「力」の違いを表す要素はありません。
「力=質量×加速度」で十分なのです。
単に公式を覚えてそれを用いて演習を解くのではなく、
その公式の成り立ちを理解することが大切です。
同じ演習を解いていても違った世界が見えてきます。
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